こんにちは!わらび訪問介護です🙌
先日歯医者の定期検診に行ってきたのですが
歯の裏側の歯茎が腫れているといわれ
結構なショックをうけました・・・😭
しっかり歯磨きをしてるつもりでいましたができてなかったのでしょうね😢
歯磨き指導していただいたので、毎日より丁寧な歯磨きを心がけております🦷
本日は『口腔ケア』についてお話させていただきます!
高齢者にとって口腔ケアとは、ただ口腔内の清潔を保つだけが目的ではないんです!
口腔ケアには大きく分けて4つの目的があります😬
①口腔内の病気を防ぐ
口腔内の病気といえば「虫歯」と「歯周病」です。
特に歯周病は歯を失ってしまうかもしれない病気です。
歯周病とは、歯と歯茎の間から菌が入ってしまい歯茎に炎症を起こしてしまいます。
進行すると歯を支えてる骨まで溶かしてしまい、歯がグラグラ原因になります。
虫歯と違って痛みが少ないので、気づいた時には歯が抜けてしまうなんてこともあります。
虫歯や歯周病の原因は歯垢です。歯垢は細菌の塊なので
口腔内を清潔にしていないと虫歯や歯周病の原因になります。
自分のはで食事をおいしく食べるには歯が20本ないとダメと言われています。
20本以上残っている人は高齢になればなるほど少なくなっていますが
最近は80歳になっても歯を20本残そうという「8020運動」というものもあります。
(余談ですが、私の祖母は80歳を超えても歯が20本あったので表彰されたらしいです😁)
②QOLを維持、向上できる
「噛む」「飲み込む」「呼吸する」「話す」「表情をつくる」ことを
口腔機能といいます。
歯がなくなると噛むことや飲み込むことに影響が出てしまい
体力や免疫力の低下につながる可能性があります。
さらに歯がなくなると柔らかい食べ物を好む様になり、噛む回数が減ってしまうと
口腔内の唾液量も減ってしまい、口腔内が乾燥しやすくなります。
唾液の量が減ると味覚も変わってしまい、濃い味付けのものを好むようになります。
また、話す、表情をつくることができなくなると、コミュニケーション能力が低下し
本人が望む生活ができなくなることもあります。
口腔内を清潔を保つことができれば、口腔機能の維持に繋がり、
食事や、コミュニケーションを楽しむことができ、QOLの維持や向上につながります。
③口腔内以外での病気を防ぐ
嚥下機能が低下してしまうと、食べ物や唾液が気管に入ってしまうことがあります。
この時、口腔内の菌が肺に入って起こるのが「誤嚥性肺炎」です。
口腔内の汚れや細菌を減らすことは誤嚥性肺炎の予防につながります。
誤嚥性肺炎は命に関わる場合もある病気なのでしっかり予防することが大事です、
また、口腔内の清潔を保つことで、糖尿病の進行を抑える効果が
期待できることもわかってきました。
歯周病をコントロールできていれば、血糖を下げるインスリンの効果が改善され
血糖のコントロールも良くなるとされています。
④口腔内の自浄作用を促す
口腔ケアをすることで、自ら口腔内を綺麗にしようとする自浄作用を促すことができます。
唾液は歯や口の粘膜保護の役目と、虫歯や歯周病を予防する殺菌成分が含まれているので
自浄作用に大きくかかわってきます。
唾液量が低下する原因として、口腔内が不衛生であることや、加齢などが考えられます。
口腔内が不衛生だと唾液が出にくくなり、乾燥し、ひどい場合は
舌がひび割れてしまうこともあります。
また、加齢や薬の影響で口腔内が乾燥することもあります。
唾液の分泌を促進させるために、口腔ケアをしっかりすることが大切になります。
そして、口腔ケアは認知症予防の効果も期待されています!
口腔ケアでの刺激が脳に伝えられ、脳の活性化を促し、認知機能の低下を
予防することにつながったのではないかということです。
口腔ケアが大事なのはわかってましたが
こんなに役割があるって知った時はびっくりしました!
次回はケア方法や、義歯についてお話できたらなと思っております🗣
それではまた👋
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