ぎっくり首🥺

こんにちは!わらび訪問介護です🙌


一昨日の夜寝る前急に首にピキッと電気が走った様な感じになり

朝起きると首が痛くて曲げられなくなっていました😢

仕事終わりに整形外科に行ってみてもらったら

ぎっくり腰ならぬぎっくり首と診断されてしまいました😅

今はお薬のおかげで痛み軽減してますが

なかなかの激痛だったので皆様もぎっくり首にはお気をつけください・・・😭


本日は拘縮についてお話したいと思います🙋‍♀️

そもそも拘縮とは、関節が正常な動かなくなってしまうことをいいます。

関節を動かさず、寝たきりの期間が長いと、関節が固まってしまいます。

関節周りには筋、腱、皮膚などの柔らかい組織があります。

拘縮の状態では、この組織が変化し、関節の可動域が狭くなります。

曲がったまま伸びなくなったり、伸びたまま曲がらなくなります。

拘縮はその原因によって「筋性拘縮」「皮膚性拘縮」「結合組織性拘縮」「神経性拘縮」

など複数の種類に分けられます。

高齢者は日常生活の中で身体を動かす機会が少なく寝ていることが多いため、

関節周りの筋肉の柔軟性が低下して関節を動かすことが困難になり

「筋性拘縮」を起こしやすい傾向があります。


拘縮が起こりやすい場所は、手指、肩、肘、膝、足、股などの関節です。

拘縮があると、部位によって日常生活にさまざまな支障がでてきます。

手指の関節では

・手指が握ったままの状態になり、物が掴みにくい

・爪が手のひらにくい込む

・手のひらの清潔が保ちにくくなる

肩、肘の関節では

・更衣がしにくくなる

・起き上がる、食事をするなどの行動が難しくなる

・脇の下の清潔が保ちにくくなる

膝の関節では

・立つ、座る、上り下りの動作が難しくなる

・座位が保てなくなる

・歩きにくく、転倒しやすくなる

・下半身の着脱が難しくなる

足関節では

・歩きにくく、転倒しやすくなる

・座位が難しくなる

・尖足(足首が伸びて足の指がやや内側になる)になりやすく歩行が難しくなる

・魚の目ができて、歩行時に痛む

股関節では

・衣類の着脱が困難になる

・座位の保持、排泄の姿勢が難しくなる

・歩きにくくなり、転倒しやすくなる

・浴槽に入るのが難しくなる

拘縮は主に、関節を動かす機会が減ることによって起こります。

加齢の影響や、麻痺、痛み、むくみ、寝たきりなどの要因により

活動性が低下すると、関節が硬くなり、可動域が狭くなります。

そして、関節を動かせない、または動かしたくないという状態が続くと

さらに関節可動域は狭くなり、拘縮が進行してしまいます。


ここで拘縮ケアを行う際の注意点ですが

①ゆっくりおこなう

拘縮している部位を動かすときは必ずゆっくり行います。

動かしづらいからといって、強い力を加えたり、勢いをつけて動かしたりすると

利用者様は激しい痛みを感じてしまいます。

次に触れる場所や動作など、こまめに声かけをしながら行いましょう。

②触れる場所に気を付ける

腕などを持つ際、上からつかむのではなく、下から支えるようにし、

関節に近い部分を持つと痛みを感じにくくなります。

また、手のひらや前腕全体などを使い接する面を

できるだけ広くして支えると安定感が増します。

③同じ姿勢を続けない

同じ姿勢を長時間続けると、身体の一部分に圧力がかかり続けるため、

褥瘡ができやすくなります。

クッションやエアマットレス等を活用して体圧を分散したり、

体位変換を行ったりして、褥瘡を予防しましょう。


拘縮は日常の過ごし方によって良くなったら悪くなったりします。

また一度拘縮になってしまうと治療に時間がかかってしまい、完治が難しくなります。

ヘルパーができることとしては、こまめな体位変換やポジショニングをすること。

積極的に日常動作を行なってもらえる環境を作ることで拘縮予防に努めましょう!


それではまた👋


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